骨髄バンクについて

[骨髄バンクには誰でも登録できるんですか?]

骨髄バンクに登録するには一定の条件があります。それは↓
1.年齢が20〜50歳までの人
2.骨髄提供の内容を十分に理解している人
3.骨髄提供について家族の同意を得ている

などです。
 その他、基本的にドナーになられる方自身が健康でなければいけませんし、
病気療養中または服薬中の方(特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の方)
悪性腫瘍(ガン)、膠原病(慢性関節リウマチなど)、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、悪性高熱症などの既往歴がある方
最高血圧が151以上または89以下の方、最低血圧が101以上の方
輸血を受けたことがある方、ウイルス性肝炎・梅毒など人に移る恐れがある感染症の方、貧血の方、血液の病気の方
体重が男性45kg・女性40kg未満の方、過度の肥満の方
また一度ドナー登録されても、年齢が50歳を超えたり、或いはその時の健康状態によっては、骨髄の提供ができなくなります

[ドナー登録について]

ドナー登録をするためには↑の条件を満たしていることと、骨髄移植推進財団(JMDP)から配られているチャンス!というパンフレットをみて理解しておくことが大切です。

登録に必要な時間は一時間弱、約10分のビデオを見てその後腕の静脈から約10ccを採決して白血球の型(HLA型)を調べます。

後日、ドナー登録確認書とドナーカードが送られてきます。骨髄バンクは、登録した人のHLA型が患者と適合するかどうかを定期的に検索します。


骨髄提供までの流れについて

あなたのHLA型が患者と適合した場合は、ドナー候補の一人として選ばれたことを骨髄バンクから連絡がきます。
↓
骨髄バンクから送られてくる質問書に答えてください。その後コーディネーターとの面談があり、骨髄提供に関する詳しい説明があります。
↓
骨髄移植を成功させるために、さらに詳しい血液検査と健康チェックを行います。(DNAタイピングという方法で精密な適合度を確認します)
↓
家族の同意を含めた最終的な本人の意思の確認を行います。
↓
安全な採取に備えて健康診断が行われます。
↓
骨髄液の採取に伴う貧血を防止するために、事前にドナー本人の血液を採取し、骨髄採取時の輸血用に保存しておきます。
↓骨髄液の提供には入院が必要です。骨髄液の採取前日か前々日に入院します。通常4〜5日で退院できます。
↓骨髄採取は全身麻酔下で行われます。骨髄液は腰骨から通常500〜1000ml採取します。採取方法は急性白血病の時にのべた方法と同じです。

このようにドナー登録から提供までの段階でもかなりの検査があります。白血病だけでなく再生不良性貧血、先天性免疫不全症などの難病の人々を助けることができるものです。人の命に関わることなのでドナー登録を考えてくれる人は家族ともよく話しあって決めてほしいと思います。私の友達でもドナー登録者の安易な考えでだったのかわかりませんが、完治目前の段階でドナー側からの一方的な提供の停止があり亡くなった人がいます。
これ以上同じ病気で苦しむ人が増えないためにも一度考えてみてください。

骨髄バンクについては日本骨髄推進財団へ→コチラ